平成22年度第7回定例役員会を開催
  〜 九建協定例懇談会報告 
平成22年11月8日

挨拶する照屋会長

2つの議事について承認された

 本会は、第7回役員会を11月8日に建労センターで開きました。議事に先立ち、國場幸一郎元会長が経済産業部門で県功労賞を受賞され、その表彰式が3日那覇市内のホテルにて行われたと報告されました。國場元会長は県内における建設業の近代化に取組まれ、また本会においても10〜16年までの3期6年間、会長としてご尽力いただきました。また、平良武雄前那覇支部長が公営住宅等の良質な住宅建設に寄与された功績が認められ、住生活月間功労賞の国土交通大臣表彰を受賞され、10月8日名古屋市中小企業振興会館で表彰式が行われたことも併せて報告されました。
 役員会冒頭で、照屋会長から談合事件への民事訴訟の決着が報告され、「発生から5年5ヶ月、21回目の調停で、長い時間と労力がかかりましたが、今般全面的決着が図られました」と述べられました。また、全面解決に向けて支えていただいた関係者の方々への感謝の意が表されました。また、照屋会長も「國場元会長と平良前那覇支部長が栄誉ある賞に輝かれたことは喜ばしい」と両氏の受賞の栄誉を改めて讃えられました。
議事では、会員資格承継4件についての審議が行われ、それぞれ全会一致で承認されました。続いて、県知事選挙への対応については「協会としてはいずれの候補者に対しても推薦しない方針をとるが、自主投票ということではなく、業界が存在・発展するための共同作業が出来る候補者を選出するようお願いしたい」と方針を述べられました。
その他事項としては「九州建設業協会定例懇談会」及び「国土交通省と九州建設業協会との地域懇談会」についての報告があり、@新規参入の制限について、A独立行政法人発注の工事に国並みの入札制度導入、B入札ボンド制度の導入拡大に係る慎重な対応について、C地域建設業経営強化融資制度の継続希望について議論されたと説明がありました。県代表として会長が提議された、入札ボンド制度の拡大傾向については、照屋会長から「経営環境が悪化した中で導入拡大した場合、保険会社などによる与信審査、枠の設定が及ぼす影響に大きな不安を感じる」と県業界関係者の実情を説明され、制度導入のあり方や自治体への導入促進に慎重に対応するよう求められました。来賓として招かれた、国交省の大森雅夫建設流通政策審議官、及び岡本博九州地方整備局長からは「県の建設業が対応出来るよう段階的に普及促進を図りたい」との回答があったと報告されました。
次に事務局から、「指名手配被疑者捜査強化月間」に伴う協力要請を警察庁及び県警察本部から受けたとの報告があり、「指名手配被疑者が潜伏先として本県に向かう傾向があるため、雇用時に身元確認を明確に行う等の管理を徹底して欲しい」と求められました。
続いて、9日にホテル日航那覇グランドキャッスルにて行われる、「沖縄県建設雇用改善推進大会」の概要についての説明とあり「雇用促進活動のアピールの場なので是非ご出席ください」と協力を仰がれました。また、台風により延期されていた献血キャンペーンを11月29日・30日に開催されることが周知されました。
○議事
1.会員資格承継について=竃セ成建設(知念章代表取締役)[浦添・西原支部]、鰍ミかり総合開発(稲嶺盛昭)[北部支部]、巨迹纉c開発(粟国美子代表取締役)[宮古支部]、挙成土建(南風盛美幸)[八重山支部]
2.沖縄県知事選挙への対応について
○その他事項
1.九建協定例懇談会報告
2.指名手配被疑者捜査強化月間に伴う協力について
3.役員懇親ゴルフコンペの開催について
4.建設雇用改善推進大会への参加について
5.沖建協献血キャンペーンへの協力について



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