平成22年度 第2回建築技能研修修了
  〜 充実した研修内容で受講生にも好評 〜
平成22年9月24日

実習で型枠・鉄筋を組み上げた

修了証を手にする受講者の皆さん

 沖縄県・沖縄県建設業協会主催による平成22年度第2回建築技能研修の修了式が9月24日、浦添市の建設会館内研修室で行われた。当初、参加者19名からスタートし、2カ月間の座学・実習を行う中で就職先が決まり中退する参加者もあったため11名が研修を終え、受講者一人一人に修了証が手渡された。
 修了式で沖建協の源河忠雄総務部長が「この研修は沖縄県と共催で雇用最適化支援事業として開催してきたが、最終年度の第2回の研修が無事終了し大変喜ばしく思います。建設業は現場で働く方々、職人や技能労働者の技術・技能の結集によって出来上がる。今回の研修で作る喜び、達成感を体験したことと思う。今後職人として、本研修会で学んだことを現場でも活用していただけることを切に願っています。協会としても職業紹介事業など、皆様の就職に繋がるようバックアップしていきたい」と挨拶し、受講生を励ました。
 講師を務めた玉城保氏も研修終了にあたり「とても熱心な人達が集まり、現場では緊張感もありつつ、冗談も言えるような、とても楽しい雰囲気で研修ができた。これから先、仕事や作業を通し会う事もあると思うが、私も逆に皆さんに教えられた」と話した。
 受講者らは「具体的な研修内容で、とても充実していた」「今年度で最後とのことだが、来年以降もぜひ続けてもらいたい」「現在求職中であったため、知識がどんどん吸収できた。この研修を就職に結び付けたい」「建設業界は全くの初心者で、仕事をするにはもう少し努力しなければならないがとても参考になった」と研修を終えての感想を口にした。
 来年1月11日から3月4日にかけ第3回目の研修が予定されており、事務局では受講者を募集している。



  このページの先頭にもどる