沖縄県防災訓練 演習に中部支部が参加
  
平成22年9月3日




 平成22年度沖縄県総合防災訓練が9月3日、北谷町フィッシャリーナ地区を主会場に行われた。沖縄本島近海を震源とする強い地震が発生したとの想定で訓練が行われ、本島中部に震度6強、北部に震度6弱、久米島で震度5強を観測の速報が沖縄気象台から発表された。
 訓練には警察、消防のほか、病院や自治体など71団体から約2千人が参加。各自の役割分担と連携を確認した。主会場では避難の呼びかけや消火活動、自衛隊や海上保安庁のヘリコプターによる救急搬送、県警や消防による建物や車両に閉じ込められた人の救出訓練などのほか、ライフライン復旧訓練なども行われた。同時に各関係機関との連絡や連携の訓練も行われ、沖縄総合事務局をはじめ(社)沖縄県建設業協会など建設関連団体も参加。主会場では沖建協中部支部の会員らが、崩れたガレキの撤去作業を行った。また、各支部では会員のネットワークを活かし、情報伝達の訓練も行った。

倒壊した建物を想定し訓練が行われた

訓練の様子 ガレキを撤去する中部支部会員ら



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