沖縄県公安委員長が飲酒運転防止協力を求める

平成22年8月9日

照屋副会長に要望する翁長委員長(左)

 8月9日、沖縄県公安委員会の翁長良盛委員長が沖建協を訪れ、飲酒運転防止の協力を照屋義実会長にお願いした。
 翁長委員長は「飲酒運転のワースト1が続くのは、県民の精神構造にも良くない。建設業の方々には普段からご協力いただいており、感謝している。しかし飲酒運転の職業別の数字を見ると、一番多いのは会社員と建設業従事者となっている。企業トップの意識は高いものの、なかなか末端まで浸透していないのでは、と感じる。これらを改善するため、ご協力をお願いしたい」と訴えた。
 これに対し照屋会長は「昨今は罰則も強化され取り締まりも厳しくなったことから、改善されてきているとは思うが、我々の目の届かないところもあったと感じる。建設業は関連業種、専門工事業など裾野も広いので、一度、建産連で講演をお願いしたい」と答え、講演の協力を依頼した。
 翁長委員長は「毎週、免許取り消しなど行政処分が行われており、なかなか数が減らないのが現状。これは大きな課題であり、各警察署でも企業を回って協力を要請している」と取り組みを述べた。



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