平成22年度 第2回建築技能研修開講式
  〜技能習得目指し研修スタート〜
平成22年8月2日

開講式に臨む受講者ら

開講挨拶する小谷常務

 沖縄県・(社)沖縄県建設業協会の主催による平成22年度第2回建築技能研修が8月2日、浦添市の建設会館で始まった。
 開講式では沖建協の小谷和幸常務が「この研修は昨年に引き続き、県と建設業協会が共催し、雇用最適化支援事業として行っている。建設産業はものづくり産業であり、職人や技能労働者と呼ばれる人達の卓越した技術・技能によって支えられている。建設業協会では、県内建設業者の人材確保・育成にも力を入れており、職業紹介などの斡旋事業も行っている。一方、会員事業場において、従業員を解雇するのではなく訓練等によって継続雇用を図り企業経営の安定化につなげたいという思いがある。今回受講される皆様は、自らのスキルアップを図り、多能工または職人の道に踏み出すことになる。2カ月間の短い間だが、現場に出るための凝縮された内容となっている。特に現場では技能が大切となり、決して1人で出来るものではない。本研修の6割は実技となっており、受講者の皆さまが連携し、最後まで力を合わせて技能を修得して欲しい」と挨拶した。
 続いて講師の玉城保氏が「今回は多くの参加者が集まった。一人ひとりのレベルも違うと思うが、しっかりと各自で復習し、ついてきてほしい。特に始めての人は大変だと思うが、1週間ほどでだんだん理解できてくると思う。私も出来る限り教えるので、諦めずに研修を終えられるようがんばっていきましょう」と参加者に呼びかけた。



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