平成22年度 第1回建築技能研修が修了
 〜2ヶ月に渡る研修を終える〜
平成22年7月26日

終了証を手にする受講者の皆さん

 沖縄県・(社)沖縄県建設業協会の主催による平成22年度第1回建築技能研修の修了式が7月26日、浦添市の建設会館で行われ、研修生1人1人に修了証が手渡された。
 修了式で沖建協の源河忠雄総務部長は「昨年に引き続き、沖縄県と共催で雇用最適化支援事業として今年度第1回目の研修が修了した。建設業は県民生活に大きな役割を果たしている。その現場では1人1人の技能労働者の技術の結集がそれを支えている。皆さんはこれからもスキルアップし、職人の道に入ることとなると思うが、本研修で身に着けたことは、現場で活かせる内容となっている。協会としても、今後就職を目指す皆さんに対し、職業紹介事業等でバックアップしていきたい」と挨拶し、今後の活躍を期待した。
 講師を務めた玉城保氏も「今回は初めて講義する内容もあり、非常に楽しかった。自分も勉強になり、良い刺激になった。この経験が、皆様の仕事に活かせればと期待している」と話し、研修生を激励した。
 研修生からは「最初、図面に苦労したが実際に組んでみることで理解が深まった」「自分たちで図面を引き、それを基に型枠を組んだのでわかりやすかった」「実地講習をもう少しやりたかった」と研修を終えての感想を口にした。玉城氏も「だんだん研修生のレベルが高くなってきた。予定していたよりも早く講義や実習が終わったため、階段の型枠や内装、さらに積算や工程表などまで教えることができた」と研修を振り返った。



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