平成22年度 第4回電子納品実機体験研修の開催

平成22年7月26〜30日

手順を追って実際に操作していく

 沖建協主催の平成22年度電子納品実機体験研修が7月26日から30日までの5日間にわたり、浦添市の建労センターで開催された。今年度は全5回の開催で、その第4回目。これまで同様、初日、2日目に電子納品の基礎となる「基礎編」「納品編」が行われ、3日目からは応用として28日に「デジカメとデジタル写真管理(応用編1)」、29日に「CAD図面とCAD製図基準(案)(応用編3)」、30日に「PDFファイルの作成・編集(応用編4)」の講義が行われた。参加者から「現場でぜひ活用してみたい」「研修の進むテンポは速いが、内容がとても充実している」「講師の話がためになる」といった感想が聞かれた。
 本研修も8月23日から27日の開催を残すのみとなり、基礎編に加え応用編では「工事書類と情報共有システム」「PDFファイルの作成・編集」「総合評価とプレゼンテーション」を予定している。
 その中の「総合評価とプレゼンテーション」は完成検査のプレゼンなどを実例を基に解説する内容で、工事完成後のプレゼンで工事評点アップを得る事により総合評価に活用することを狙っている。研修では実際に参加者がプレゼン発表を行い、練習できる場が設けられる。沖縄の業者は本土大手業者に比べプレゼン力が弱いと言われており、今後必要になるこうしたスキル習得のためにも、事務局では参加を呼びかけている。



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