北部地区安全管理推進大会を開催 平成21年6月2〜4日

 建設業労働災害防止協会沖縄県支部北部分会、(社)沖縄県労働基準協会北部支部、独立行政法人労働者健康福祉機構沖縄産業保険推進センター共催による平成21年度北部地区安全管理推進大会が17日、名護市労働福祉センターで開催された。
 主催者を代表し、建労災県支部北部分会の上原恵子分会長が「世界的な金融危機による不況は経営にも影響を与えており、安全衛生にも波及している。しかし、どのような状況にあっても災害防止は徹底しなければならない。関係各位のたゆまぬ努力により災害件数は減少傾向にあるが、労働災害はあってはならないものであり、無くすためには各職場に潜む危機を摘み取ることが大切」と挨拶。
 続いて名護労働基準監督署の長濱直次署長が「平成20年の沖縄県内の労働災害は休業4日以上が945人で死亡は6人、名護署管内では休業4日以上80人で死亡1人となっている。労基署として指導にあたっているが、それだけでは災害を防ぐことは出来ない。労働者の安全を守る『安全文化』を築くこと、危機の芽を一つ一つ摘み取っていくことが、災害を無くすことに繋がる」と参加者に訴えた。



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