第18回 沖建協青年部会総会を開催 平成21年6月1日

 沖建協青年部会(新里英正部会長)の第18回通常総会が5月22日、浦添市の建労センターで開催された。
 新里部会長は「大変厳しい状況が続いているが、建設業はわが国の基幹産業であり、地域経済や雇用も大きいことから、国土交通省では建設業支援の諸施策を打ち出して活性化に向けた取り組みを進めているところ。本部会も専門委員会を立ち上げ、建設業の活性化やイメージアップに向けた取り組みを行っている。特筆すべきは、積極的な会員増強運動を展開してきた結果、会員増という成果を出すことができた。今年度も関係発注機関と各種講習会を開催し、困難を乗り越えるという強い意志を持って、積極的に事業に取り組んでいきたい」と昨年度の成果と今年度の取り組みを述べた。
 議事では平成20年度決算・事業報告と平成21年度予算案・事業計画案がそれぞれ審議され、成立した。事業計画では、事業委員会が「組織の拡充強化と会員の加入促進を積極的に推進する」等三項目、広報委員会が「建設業界のイメージアップのための諸活動を積極的に推進する」とし、フォトコンテストや献血活動などを挙げ、渉外・研修委員会が沖縄総合事務局、沖縄県並びに関係発注機関との意見交換会を開催する等、積極的に事業に取り組むとした。

 総会後、沖縄総合事務局開発建設部技術管理課の知念弘施工管理官を講師に迎え「開発建設部における各ガイドライン等の実施状況について」と題した講演会も行われ、「工事一時中止ガイドラインの実施状況」「工事請負契約設計変更ガイドラインについて」「現道工事における埋設物の確認について」「今後の取り組みについて」それぞれ解説がなされた。講演の中で知念管理官は「一時中止、もしくは一部一時中止した際の増加費用について、請負者から請求がないと支払うことが出来ないので、確実に基本計画書を提出してもらいたい」と話し、注意を促した。



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